クラシックとモダンさの良さがわかるブランド, ALL ABOUT L'ÉCLAT
DESIGNER'S INTERVIEW
漢南洞に位置するショールーム、ジュエリーデザイン、ブランドなど、様々なことに独りで取り組んでいるなんて信じられない。 慌ただしい中でも暖かい笑顔と歓待を忘れないレクラのチョン·ヨンチョル代表に会ってみた。
エディタ : 自己紹介をお願いします。
レクラ:こんにちは。レクラアトリエブランド代表でデザイナーのチョン·ヨンチョルと申します。
エディター:レクラというブランド名に特別な意味がありますか。
レクラ:ブランドを作るならフランス語でやってみたいと常に思っていました。 ちょうどブランドを企画した時、当時フランスにいて、フランス語辞典をずっと読みながら造語をどのように作ろうか悩んだ末に「光」(lumirere)+「破片」(エクラéclat)の造語(光の破片)という6文字のスペリングネーミングに合わせて出た名がレクラです。
エディター:衣装専攻だと聞きました。 ジュエリーブランドを作るようになったきっかけや理由があるのでしょうか。
レクラ:20歳の時から個人ブランドを立ち上げようとする気持ちがありました。初めは専攻と関心分野において自然に衣類ブランドを構想しましたが、私が追求するスタイルの衣類ブランドを進行するのに現実的な問題がありました。構造的で建築的なスタイル、そして金属に対する好みでジュエリーブランドを構想するようになり、大学卒業後、ジュエリー工房に通いながらブランドの立ち上げを準備してきました。
現在はシルバーブランドがとても多いのですが、当時は現在レクラが製作しているムードのシルバージュエリーブランドがそれほど多くなかったので、一人で黙々とやってみようと思いました。
発売してから1年が経ち、2017年にはオフラインショップに対するニーズを感じて、現在のショールームになる漢南洞のオフラインショップまでオープンして、もう少し本格的に始めるようになりました。
エディター:デザイナーとして、レクラを通じて表現したかったものはありますか。
レクラ:最初に構想したコンセプトは、日本の古くて愛され続けている職人ブランドのように、自分だけのアイデンティティがあるブランドでした。現在も特別な広報やマーケティング、シーディングなしに自社モールを中心に運営しています。少し一匹狼のように見えるかもしれませんが、自信があり、それなりに価格も合理的だと思うので、「見分けられる人は見分けられる」と思いました。あまり言葉で表現するようなブランド展開をするより、レクラのベーシックな感性が好きで表現されたムードを楽しむことができる消費者に商品が届けばいいと思いました。実際、シルバージュエリーを始め、多くの方々がシルバージュエリーに接する時、「銀」という金属そのものと原価に集中していました。
ところが、ジュエリーを直接細工してみて、'銀'という'金属'は価格の小さな部分に過ぎず、実はその後の細工する領域がはるかに価値とクオリティーを出す領域だという事実に気づきました。そのような脈絡で、多くの方々がレクラのジュエリーを単なるシルバージュエリーではなく、シルバーという素材に多くのものを盛り込んだ1つのオブジェと考えていただければ幸いです。
エディター:ブランドの方向性が明確だと思います。
レクラ:レクラを始めたときに知った部分は、多くの方がシルバージュエリーに接する時、「銀」という金属自体と原価に集中されているようですね。ジュエリーを直接細工してみたら、「銀」という「金属」は全体価格の一部分に過ぎませんが、実は細工する領域の方がはるかに価値が高くジュエリーのクオリティを決定させてくれる要素であることがわかりました。 そのような脈絡で、レクラのジュエリーを単純に消耗するアクセサリーでない限り、デザイナーの多くの時間と悩みが込められた1つのオブジェと考えていただければ幸いです。生計的な部分を解決するためのブランド運営方式ではなく、私だけの基準と好みが鮮明に感じられるブランドを作るために努力しています。攻撃的なマーケティングを選択していないため、速度は遅いですが、私の好みを把握していただき、共感してくださる方々が一日一日増えていくことを願いながらブランドを運営しております。
エディター:レクラならではのアイデンティティーとこだわりについて、もう少し説明していただけますか。
レクラ:全般的にクラシックでモダンなポイントのあるジュエリーデザインを好みます。流行としての消費ではなく、長く使えて誰かの暮らしの一部になれるジュエリーになることを願っています。 シルバーという素材はケアが必要ですが、こちらをもっと魅力的に考えていただければと思います。クオリティの高いシルバージュエリーを製作するためには、実際に少なくない時間の中で、人の手で作業を行わなければなりません。様々な過程、多様なハンドクラフトシップを通じてジュエリーが誕生するということを消費者の方々に知らせ、価値を提供し、共に成長していくレクラになればと思います。
エディター : 華やかではありませんが、レクラが追求するアイデンティティが何かを感じます。
レクラ:だから販売量に集中するよりピースの一つ一つにクオリティーを維持するためにディテールな部分に気を遣っています。 何よりクオリティを維持するために、製作から検収までレクラならではの完成度のために多くのリソースを使用しています。レクラを選択した方に満足していただけるように。そして何よりデザイナーとして「これくらいのクオリティは絶対に出てこなければならない、クオリティは選択ではなく基本だ」という頑なな言い方をしないようにしています。そのような意味で、レクラを購入してくださる方に望む部分は、弊社の製品が一時的な消費ではなく、長い間愛される、生活に溶け込む製品であってほしいと思います。 着用中に生じる自然なスクラッチと変色を楽しんでいただければ幸いですし、銀製品のケアも楽しいこととして考えていただければとても良いと思います。実際にお使いになった銀製品のポリッシングを周期的に任せながらデザイナーとコミュニケーションする楽しさもあります。愛情をたくさんもらえるジュエリーになってほしいです。
エディタ : 作業への愛情を感じます。
レクラ:シグネトリングの場合、4、5回ほどデザインを変えたんですよ。 バランスや角の角度などで悩んでたので、 一つ一つに愛情が溢れてます。「私一人の時は『子供たち』と呼ぶほどですね(笑)。 レクラのこのような努力が目立つことはありませんが、私が最も重要に考える部分です。
エディター : 代表が重要だと考えていることを聞いたので、個人的な好みが気になります。
レクラ:実は、レクラそのものが私の好みだと思っていただければと思います。個人的にはフィービーファイルで、オールドセリンの全般的なシルエットや素材のタッチ感、あらゆるバランスが好きです。華やかさのためのアイテムではなく、やりすぎず、少ないピースのアイテムでも、全般的なバランスを作って存在感を表す部分が良いです。全般的な形はクラシックさを維持しながらもモダンなディテールポイントがある美感を好みます。このような趣向が、レクラのデザインにも自然に現れているのだと。
エディター : ショールームの紹介をお願いします。
レクラ:2017年に漢南洞にオープンし、通常のお客様にサラダサラダと漢南住民センターの間に位置するとご案内しています。コロナ4段階(韓国でのコロナ特別処置)開始以降からは予約制で運営されており、飾り棚やインテリアなどをすっきりしながらも雰囲気あるようにするために努力しました。
エディター : レクラのメッキはカラーがほのかできれいでした。
レクラ:少し薄いカラーのゴールドメッキをしようと気にしました。 黄色すぎずベージュトーンを望んでいました。 通常メッキ製品はシルバーの上にプレチニウムメッキを施して、その上にゴールドを被せています。特にリングは、プレチニウムメッキ層の上にゴールドを二度メッキをのせています。 プレチニウムメッキを施す理由は銀特有の性質がメッキをくり抜けないためと、安価なニッケルメッキによるアレルギー症状を防ぐためです。
エディター : レクラジュエリーを上手く着こなしたい方にお勧めのスタイリングチップはありますか。
レクラ : 個人的な好みでも申し上げたように、レクラをデザインするときのフィービーファイルで、当時のCELINEの衣装を多く思い出します。大きいシルエットとバランスの良い着こなしにワンポイントで似合うジュエリーになってほしいと思っています、一つのピースとしても存在感が十分で、衣装とのバランスがいいデザインを好みます。全体的にボリューム感のある製品が多いため、スタイリングを試してもいいか悩んでいるお客様を多く接客します。 実際にジュエリーの着用をご案内すると、思ったよりスタイリングが簡単だという方が多いですよ。最初からボリューム感のある製品をレイヤードしようとせず、一つの製品だけ着用してみながら始めれば、無難にレクラの魅力を感じることができると思います
エディター : アモンズマガジンの読者に一言お願いします。
レクラ:シルバーの特性に関心を持ち、頻繁に拭き取り、シルバー特有の魅力を楽しんでください。シルバージュエリーを単なる消費品ではなく、宝石箱に保管できるジュエリーとして大切にしていただければ幸いです。
エディター : (番外編の質問)レクラにとってアモンズとは?(笑)
レクラ:アモンズに深く感謝しています。 ブランドを一人でするため特にマーケティングについては考えもしなかったが、レクラブランドカラーを失わずに多様な方法で人々と疎通できるきっかけを持つことができてよかったです。 このような脈絡で見ると「同伴者」のような関係だといえます。(笑)
アモンズに迷惑をかけないように レクラも頑張ります。
ジュエリーを身につけた瞬間、「やっぱりレクラ」と言われてしまうレクラのジュエリーたち。 基本に忠実だが、スタイリングに十分ポイントを与えられるレクラのベストセラー!
#クオリティ#ベーシック#モダン#センシュアル
▪️ TRI-TWIST RING
3種類の異なる太さのロープがツイストされた形にデザインされています。 予想をはるかに超える愛されアイテムです。 太さやねじれからのバランス、メッキ方式のような基本的な部分に気を遣っていました。 いつまでも愛されることができるように
▪️ DOUBLE TWIST EAR CUFF GOLD & SILVER
レクラならではのエレガントな雰囲気を醸し出す流麗な二本の曲線がやわらかく交差して、ポイントとなるスタイリングを演出したい方にお勧めです。
TRI-TWIST
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ESSENTIEL RING:
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ARN 2 RING:
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ARN 2 RING:
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ESSENTIEL RING:
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LUMIERE OVAL
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LUMIERE
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ESSENTIEL
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ESSENTIEL BOUCLE
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