すべての美しいものを愛する。 <ラブオブザブッシュ>
すべての美しいものを愛する。
<ラブ オブ ザ ブッシュ>
ジュエリーセレクトショップ「アモンズ」で出会うマガジン、ジュエリーに関する最も基本的な話から最新のトレンドまで知ることができる、「アモンズマガジン」をご紹介します。
Editor's prologue
自然な草の香りと鳥のさえずりの中でうっすらと目を覚ます朝はどんな気持ちだろう。アラームを2、3回切ってまだ眠いという感情で目をこすりながら一日を始めなければならない私たちじめじめした日常上記のようなささやかな一日の始まりを「ヒーリング」と呼ぶこともある。単純に指輪を作るブランドではなく、ジュエリーを通じて美しさを伝えたいというブランド「ラブ オブ ザ ブッシュ」 彼女が言う美しい日常は霧に包まれた緑陰の鎮守でブルーベリーティーを飲み始める。 愛しい目がほしければ人々の良いところを見よ」というオードリーへップバーンの名言のように、世の中の美しいものを愛そうとする彼女の動きは、もしかしたら彼女の視線そのものから出てきたのではないだろうか。その視線の先にあるラブ オブ ザ ブッシュの作業を一緒に観察してみよう。
美しさの話
ラブ オブ ザ ブッシュと過ごす一日を想像してみると、彼女の朝はとてもさわやかな気分になるでしょう。
ラブ オブ ザ ブッシュの代表
チェ·エリムデザイナー
エディター : ブランド名が印象的だ。
リム : エリムの意味は「愛する、林」だ。 そのせいか、木が好きです。ブランドの始まりは非常に個人的に始めたが、そのせいか"もしかしたら私が最も集中する時はブランドを運営をしている時なのかと。 そのため、自然に「森」を思い出し、それをパッケージに使い始め、デザインやコレクションを展開して森を積極的に使い始めた。
エディター : ラブ オブ ザ ブッシュを正式に紹介するとしたら?
リム : ラブ オブ ザ ブッシュは「金属」という材料をベースに始まり、美感や感度を追求する、美感を語るブランドだ。 単に指輪を製作するブランドというより、「シルバー」という材質をベースに「美しさ」を語るブランドというのを紹介したい。
エディター : 「美感」あるいは「美しさ」とは、一方では主観的な領域だと思う。
リム:もちろん美感は人それぞれ違うと思う。人によって考える「きれいさ」という基準は異なるからだ。 したがって、人々が考える美感を知るためには、どのジュエリーが自分の身体の近くにあるかを通して分かると考えていて、その選択が、まさに本人が「きれいだ」と考える主観的な基準に基づいていると思う。 それを前提のもとに、ジュエリーを制作する者として、私が思うきれいさや感度はどんなものかを人々に提案したいという気持ちがあった。
エディター : アモンズでラブ オブ ザ ブッシュの人気の秘訣は何だと思いますか。
リム:まずアモンズがジュエリー専門プラットフォームだからで、ありがたいことにアモンズチームのサポートをよくしてくれたからだと思う。
エディター : アモンズを意識した答えのようだ。
リム:他に理由があるとしたら、お客様がジュエリーを購入する時、単純に銀の指輪または金の指輪を購入する時代ではないと思う。現代では自分を見せる手段でもあるだけでなく、一番近くで自分を表現できるアイテムでもある。 そのブランドがどのような色感を持っているのか、追求するものは何か、そのブランドがどんな世界観を出しているのかまで考えた上で、そのブランドの感度を共有したいという思いがあり、購入まで決心したと思う。 それで、このような部分まで気を使ってブランドを運営しているし、ラブ オブ ザ ブッシュのそういう面を良く見て、購買までしてくださるのではないか。
エディター : 「ラブ オブ ザ ブッシュ」というブランドを立ち上げるまでの経緯は?
リム:実はブランドを立ち上げてからは1年も経っていない。ウェブサイトを作ってアモンズに入店してからは5-6カ月。20代前半から金属を専攻して以降、今まで金属を扱い続けていた。また形と造形美が好きだったので金属を配置することに関心を持ち、私が考える美感を表現することに関心が多かった。今、前に置かれているカップやオブジェも自分で製作したものだ。
ほとんどが原型を基盤に作業されていたもので、このような作業を進めながら最も美しい模型と配置方法は何なのかが気になり、配置によって「きれいさ」が変わるため、そのような部分は常に悩んでいる。
エディター : ラブ オブ ザ ブッシュが追求するデザイン&ラブ オブ ザ ブッシュならではの雰囲気とは?
リム:最初は本当に作ってみたいデザインを展開した。 その上で、基本に忠実でありながら、多少の造形感を加え、ベーシックに毎日着用することもできる、レイヤーを重ねれば重ねるほど、その人が好む感度が感じられるデザインを展開したかった。
ある人はとてもシンプルで、デイリーなアイテムをレイヤーで重ねても自分だけの造形を見せるだろうし、1、2個のピースだけを使って自分だけの味を見せることもできると思う。 このレイヤー手法については継続的に紹介している。
エディター : 最初に作ったジュエリーは何なのかふと気になる。
リム:最初に作ったアイテムは 「no carved ring / gold」 の指輪。 無駄のないシンプルでポイントになるデザインだと思う。
エディター : これまでアモンズユーザーに最も人気のあったアイテムは?
リム:このイヤーカフはベストセラーで、こちらの花のかけらを指輪に巻いた製品も人気が高かった。
華やかに見えるが、着用するとかえってシンプルに感じられるほどデイリーに着用しても負担がなく、一つでポイントにしても良いアイテム。 落ち着いてシンプルな指輪とレイヤリングしてもいいし、同じ厚さ、または違う厚さで楽しんでもいい。 特にこのデザインの魅力は、光が当たった時、原石と彫刻の間に光が宿って輝く場面だ。よく見ると、はるかに魅力的で細工がディテールになっている。
エディター : 5月に新発売されたニューコレクションについてお話するとしたら?
リム:以前はベーシックなラインで様々なレイヤリングをする方法だとしたら、今回のコレクションは「ラブ オブ ザ ブッシュらしいもの」とは何なのかについて話したかった。
エディター : どんなストーリーが隠されているのか。
リム:例えば、この話は 「ラブ オブ ザ ブッシュと共にする人がいる。ラブ オブ ザ ブッシュ中の暮らしはどうだろう?」という想像から始まる。 ある女性がラブ オブ ザ ブッシュが日常になっていつも共にし、彼女はどんな森に住むかを描くのだ。 霧が立ち込めているような森に住む彼女の朝の日常はどうだろうか。 彼女が目を覚ます瞬間はどうだろうか。5月頃、心地よい霧とともにさわやかで青々とした雰囲気が漂った時、季節感にふさわしいジュエリーがなんなのかを悩みながらデザインを展開した。
今回のコレクションのデザインは、個人的に最も好きな「円形」から始まり、薄く小さい様々な形の原型を造形的に配置した結果、今回のコレクションとなった。
エディター : 5月にリリースされたBush New Collectionと#OOTDをラブ オブ ザ ブッシュのファンたちに紹介するとしたら?
リム:今回のコレクションは様々な原型をレイヤリングする楽しさがある。 「bold bagle」というイヤーカフは彫刻技法を生かしたイヤーカフである。
日常生活でチャレンジしやすいデザインで、オパール石が埋め込まれているので、落ち着いた雰囲気を演出するのに最適だ。
最も愛されているイヤーカフは「ブルーベリー」だ。ボールを前に着用することもでき、ボールを後ろに着用することもできる。 ボールの向きによって見える造形が変わってくるため、好みに合わせて着用でき、それぞれ感じが違う。 楽しく造形を楽しむという気持ちを持っていただければと思います。
エディター : ジュエリーデザイナーになるまで
リム:金属工芸を専攻し、銀や銅、鉄などを多く扱ってきた。 20代前半にはオブジェ作業をたくさん行い、オブジェを中心に空間を構成するのを好んだ。 最初は空間とオブジェに関心があると思ったが、造形そのものが好きだったようだ。 それで「ジュエリーという造形を作って紹介する仕事までしてみたらどうかな?」という考えが生まれたし、そのようにして私が伝えたいメッセージの一つに「ジュエリー」を選んだ結果がラブオブザブッシュというブランドの始まりだと思う。
リム:パリのアーティストの中に、「Garance Vallee」というデザイナーが印象深かった。 空間を構成する鏡、家具などのオブジェ作業を多く行うアーティストだが、この作業をペインティングでも行い、ジュエリーでも表現する。 この方の作業を見ながら、「お気に入りの家具をジュエリーにするなんて!?」と驚いた。 自分の美感を家具という媒体にとどまらず、多様な領域に広げることができるという点で学びがあった。
エディター : ラブ オブ ザ ブッシュを愛する方々へ
リム:明確な人がいるというより、ブランドの色彩を楽しんで後に、一つのブランドが気になる方が多いと思う。 ただ指輪がないと物足りないというより、"私が今日こういう風に着たから、こういう風にレイヤリングしたい、他のやり方で演出してみたい。"と、ジュエリーそのものに楽しさを感じている方々、ジュエリーをコーディネートして本人の魅力を加えてみたい方々がラブ オブ ザ ブッシュを楽しんでほしい🙂